教育のためのローン:様々な奨学金と教育ローン(公的・民間など)

子供の教育にかかる費用は進路によって異なりますが、幼稚園~高校まで全て公立なら約1,000万円。全て私立になると2,000万円は超えると言われています。兄弟がいればその人数分、そして習い事にも費用がかかりますし、大学に関して言えば、実家通いなのか一人暮らしなのかで生活費や雑費も含まれてきます。

幼児の頃から積立預金や学資保険などによって教育費を確保していられれば理想的なのですが、子供が大きくなるまでに計画的な教育費の確保がままならない状況もあることでしょう。 高校や大学へ進学するとなった時、高額な学費が必要となる場合もあります。その教育費を用意する方法としていくつかご紹介いたします。

奨学金制度

日本学生支援機構(JASSO)やあしなが育英会、国や自治体による奨学金など様々な種類が存在しています。その殆どが貸与奨学金。分割で奨学金を返済していくというタイプですが、実は、返済不要の奨学金“給付奨学金”という手厚い支給タイプのものがあります。

企業や自治体主宰が多いのですが、大学独自の給付奨学金もあるので進路が決まった段階で奨学金を調べてみると良いでしょう。ただし、返済義務がない分成績や世帯収入などからなる審査が厳しいと言えます。

国の教育ローン

公的ローンとしては“日本政策金融公庫の教育ローン”が有名です。1年中いつでもインターネットから申込みができるので、受験前や合格前でも大丈夫です。審査結果は最短5営業日。申込みから最短2週間で入金してもらえますが、入学シーズンは込み合うことが予想されるため早目の手続きがおすすめです。

  • 融資限度額:1人につき350万円以内(海外留学の場合は450万円以内)
  • 金利:2.25%(固定金利)※保証料は別途
    母子家庭や世帯年収200万円(所得122万円)以内の方は1.85%
  • 返済期間:15年以内
    母子家庭や世帯年収200万円(所得122万円以内)、交通遺児家庭の方18年以内
  • 返済方法:元利均等返済
  • ※金利は2015年1月15日現在。

利用できる費用

  • 入学金や授業料
  • 受験費用:受験にまつわる交通費や宿泊費など
  • 在学に必要な住宅費用:敷金・家賃など
  • 教科書などの教材費
  • パソコン購入費用
  • 通学費用や修学旅行費用
  • 国民年金保険料(学生の分)

対象となる学校

  • 大学、大学院、短期大学
  • 専修学校、予備校、経理学校、各種学校など
  • 高等学校、高等専門学校、特別支援学校高等部
  • 外国の高等学校、高等専門学校など(留学は原則6か月以上)
  • 外国の大学、大学院、短期大学など(留学は原則6か月以上)
  • 教育施設(その他職業能力開発校など)

世帯年収(所得)の上限や対象学校などが審査対象となりますし、必要書類や手続きに手間がかからいこともないのですが、学校へ納める費用以外で幅広く利用できるというメリットは大きいといえます。 日本学生支援機構の奨学金との併用も可能です。


民間の教育ローン

民間の教育ローンの特徴としては、保証料込みで高額融資が可能であること。担保不要で原則連帯保証人が不要のとろこがほとんどです。

主な民間の教育ローン

  • 銀行や信用金庫
  • ろうきん(労働金庫)、JAバンク
  • 信販会社や保険会社

銀行の教育ローンでも大手銀行、地方銀行、ネット銀行では内容が異なってきます。やはりネット銀行だと金利が低く、高額融資、借入期間も長期(15年など)と借入たいと思うような内容となっていますが、事務取扱手数料が別途かかったりすることも。

    住信SBIネット銀行の教育ローン
  • 融資限度額:10万円~1,000万円
  • 金利:年1.775%~3.978%
  • 返済期間:1~15年(借入当初5年間は利息のみの支払選択可)
  • 返済方法:元利均等返済
  • ※金利は平成2015年1月1日現在。

借入金額100万円までは収入証明書不要。所定条件を満たせば金利:最大年1.0%引下げ。シミュレーションすることも可能です。

    三菱東京UFJ銀行のネットDE教育ローン
  • 融資限度額:300万円以上500万円以内
  • 金利:年2.975%
  • 返済期間:6ヵ月以上10年以内
  • 返済方法:元利均等返済
  • ※金利は2015年1月1日現在。

支払済みのものも2ヶ月以内であれば可能です。授業料はもちろん塾や寄付金などの利用も可能。医学部など6年生大学で最大1,000万円最長16年の借入も。

    常陽銀行の教育ローン
  • 融資限度額:50万円以上3,000万円以内(学校の種類により異なる)
  • 金利:年2.475%(保証料込み)
  • 返済期間:10年以内
  • 返済方法:元利均等返済
  • ※キャンペーン適用金利:2015年1月1日現在。

入学金・授業料、また仕送りや家賃・生活費にも利用できます。最短即日審査結果がもらえ、5~10営業日で振込が可能というスピードも魅力。

国と民間の教育ローン

教育ローンの利用を検討しているのなら、審査基準が異なる国と民間の両方の教育ローンに申込みをしましょう。両方とも借入可能となっても後からキャンセルが可能なので、入学に間に合うように申込みは早めに。(銀行の場合はキャンセルが可能か要チェック)

では、どちらを選んだ方が良いのか・・・?それは、一概に言えず、進学する学校に合ったものを選ぶことが大事となるのではないでしょうか。
選ぶ基準としては、保証料・金利・上限金額です。 国の教育ローンは金利が低く母子家庭などへの優遇措置や配慮もある反面、世帯年収による利用制限があります。そして、連帯保証人を立てれば保証料は不要ですが、立てなければ別途保証料が発生します。民間の場合は保証料込みが多いですし、上限金額も設定が高めと言えます。

教育資金を消費者金融で

カードローンなど消費者金融での融資は、使用目的は自由。
教育ローンが間に合わないような時にも利用可能です。ただ、教育ローンのように目的別ローンではないため、金利が高く長期利用には向きません。審査や融資のスピードが非常に早く、提出書類も少ないというメリットで一時的なつなぎとして使うのに向いています。

学生が学費以外の使途(レジャーなど)に使う場合は学生でも使えるカードローンのページを参照ください。





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更新日:2017/06/23

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